株式会社トリニティ

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「ウイルス対策事業」新聞記事掲載

2020.11.05

日刊工業新聞に無光触媒「エコキメラ」の取材記事が掲載されました。

 

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ウイルス対策事業拡大 無光触媒塗布急増

トリニティ(東京都港区、梅田嗣雄社長、03・6452・8956)は、無光触媒「エコキメラ」を使った抗菌・防かび・ウイルス対策事業で、2021年10月期の施工件数を前期比7・7倍の1000件を目指す。新型コロナ禍で店舗や施設などでの消毒・対策ニーズが急増している。同事業が全社売上高5億円に占める比率は数%ほどだが、将来は構成比で10%に引き上げたい考え。

エコキメラは大阪産業技術研究所(大阪府和泉市)などが開発した、リン酸チタニアを主原料とする無光触媒。対象物表面に塗布・コーティングし、抗菌・防かびなどの対策ができる。

紫外線がなくても触媒反応を起こすため、室内での効果が期待できる。北里環境科学センター(相模原市南区)での試験によると、ネコカリシウイルス、インフルエンザウイルスに対しても不活化する一定の効果がある。

トリニティは3年前にエコキメラによる抗菌・防かび・ウイルス対策事業を開始。年10件ほどの施工実績だったが、20年10月期はコロナ禍でNTTグループ関連の施設・店舗のほか、老人ホームなどの施工が急増した。130件ほどの実績になる見込み。先行きも抗菌・防かび・ウイルス対策需要は底堅いとみて、在庫を増やし施工拡大に乗り出す。

コロナ予防だけではなく、感染発生の施設に対し消毒処理とウイルス対策を施す。このため清掃事業者からの引き合いが多く、今後も全国の事業者に連携を呼びかける。

~日刊工業新聞 2020年11月5日(木)記事引用~